今般の税制改正により、国では、平成29年分の確定申告から医療費控除の申告を行う際に、医療保険者から送付されている医療費通知を活用できることになっております。具体的には、確定申告を行う際に医療機関等の領収書に代えて、病院名や自己負担額などの標準項目が記載された医療費通知であれば確定申告書に添付することにより、医療費控除の申告手続を行うことができると周知されています。

　しかしながら、本広域連合が平成29年度に発送しております医療費通知（医療費のお知らせ）につきましては、自己負担額（被保険者が実際に支払った医療費の額）が記載されておらず、従来どおり、医療費の総額のみ記載した様式となっております。

　したがいまして、同医療費通知では、申告手続ができませんので、被保険者の皆さんが平成29年分確定申告での医療費控除の申告を行う際には、お手数ですが、これまでどおり医療費控除の明細書に領収書を添付して申告を行っていただくこともできます。御不便、御迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

　なお、平成30年度以降の医療費通知の対応については、改めてお知らせいたしますので、御理解賜りますようお願いいたします。